杏里とは?「シティポップのクイーン」と呼ばれる理由

杏里は、1978年のデビューから活躍を続けるシンガーで、2010年代以降のシティポップ再評価の中で「シティポップのクイーン」と称されるようになった存在です。伸びやかで澄み切ったボーカルと、夏や海を思わせる爽快なサウンドが持ち味です。
経歴
杏里は1978年、17歳のときに「オリビアを聴きながら」でデビューしました。この曲は、作曲を手がけた尾崎亜美が、杏里自身がオリビア・ニュートン・ジョンを好きだという話に着想を得て書いたもので、日本語のポップスでありながらどこかインターナショナルな感覚を持つ、杏里独自のカラーを早くから印象づけました。
転機となった角松敏生とのタッグ
1983年、当時まだ無名だった角松敏生に5枚目のアルバム『Bi・Ki・Ni』のプロデュースを依頼したことが大きな転機となります。同年8月に発売されたシングル「CAT’S EYE」(テレビアニメ『キャッツ♥アイ』主題歌)は大ヒットとなり、杏里自身初のオリコン1位を獲得。続く「悲しみがとまらない」も連続ヒットし、これら2曲を収録した角松フルプロデュースのアルバム『Timely!!』もオリコン1位を記録しました。
シティポップとしての再評価
『Timely!!』はAORの名作として高い評価を受けており、同時期の楽曲「Remember Summer Days」はシティポップの名曲として世界中で認知されています。2026年5月には北米ツアーも実施し、大きな熱狂を巻き起こすなど、海外でのシティポップ人気を象徴する存在の一人となっています。
まとめ
杏里は、尾崎亜美との出会いから角松敏生とのタッグまで、時代ごとに異なるパートナーと化学反応を起こしながら、都会的で洗練されたサウンドを作り上げてきたアーティストです。「CAT’S EYE」や『Timely!!』を入り口に、その魅力にぜひ触れてみてください。
シティポップというジャンル全体について詳しく知りたい方は、シティポップとは?歴史・特徴・代表アーティストをわかりやすく解説をご覧ください。ほかのおすすめアーティストは、シティポップ入門におすすめのアーティスト8組でも紹介しています。
よくある質問
Q. 杏里の代表曲は何ですか?A. 「CAT’S EYE」が特に有名で、自身初のオリコン1位を獲得しました。
Q. 杏里と角松敏生の関係は?A. 1983年、角松敏生がまだ無名だった時期にプロデュースを依頼し、「CAT’S EYE」やアルバム『Timely!!』など数々のヒットを共に生み出しました。
※本記事の情報は執筆時点(2026年9月)のものです。